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楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 公式Facebook 「知る・学ぶ」 の記事一覧 Read More 知る・学ぶ 2023-08-28 動物の命と尊厳を守りたい! 私たちにできることとは 人間社会のなかでは、ときとして犬猫をはじめとした動物の居場所が足りなくなってしまいます。その生命が社会システムの都合で失われてしまうタイミングがあることも否定できません。 しかし、昨今は可能な限り動物の命を尊重し、社会システムの都合で失われないようにしようという考えが高まり、様々な対策がとられるようになりました。具体的にはどのような対策なのでしょうか。 動物の命を奪うシステムは廃れつつある 動物を愛する人々は、いかにして社会と動物が共存していくかを考えています。それでも残念ながらシステムの充実が追いつかず、行政主導で命が奪われることも少なくありません。 しかし、以前と比較すると、社会システムによって動物の命が奪われることは確実に減少しています。2008年には約27万頭もの命が奪われましたが、20018年には約3万頭まで減少しています。 減少したとはいえ、完全にゼロになったわけではなく、今後もできる限りの対策がおこなわれることを願ってやみません。 なぜ命を奪われる動物の数が減少したのか 動物の命が以前よりも守られるようになった理由は複数あります。行政の方針に加え、動物を愛する人々が積極的なアクションを起こしたことが大きな要因になりました。 動物愛護法の改正 2012年、動物愛護法の改正がおこなわれました。この改正では「ペットが寿命を迎えるまで世話をするべきである」という考えが強く意識されたことが大きな特徴です。これにより、「もう飼いたくない」といった身勝手な理由でペットを手放そうとしても、保健所が断れるようになりました。 また、2019年には再度改正がおこなわれ、2021年から施行されています。動物虐待を禁じる項目がさらに強化されています。動物販売業者に対しても強いはたらきかけをする内容が盛り込まれました。 この二度の改正により、動物の命と尊厳を守ることがいかに重要かが意識される流れが生まれています。今後もよりよい社会システムを構築するため、定期的な見直しがおこなわれることを願ってやみません。 民間の動物愛護団体による積極的な活動 民間の動物愛護団体が積極的に活動できるようになったことも大きな要因です。もともと地方自治体ごとに動物を保護する制度はありましたが、キャパシティにはどうしても限界がありました。 そこで動物愛護団体と連携することにより、保護した動物の引き取り手を探しやすくなったり、飼育できる環境の確保ができるようになったりなど、キャパシティの拡大に成功したのです。 動物愛護団体の活動は行政との連携だけにとどまりません。団体にもよりますが、環境が受け入れきれない繁殖の抑制(避妊手術)や、引っ越しや飼い主の高齢化などやむを得ない事情で手放されるペットの受け入れ先を探すなどの行動が積極的におこなわれています。 最近では保護した動物と交流できるカフェ形式のショップも数多く運営されはじめています。ペットを飼えない環境の人でも触れあいが楽しめたり、相性のよい動物を引き取ったりすることができます。 入場料や飲食料を取る形式で運営資金を集め、保護されている動物たちの世話ができるという一面もあるため、有益な方法であることは間違いないでしょう。 奪われる命をゼロにしたい! 私たちにできること 奪われる命をさらに減らし、完全にゼロにしたいと願う人はきっと多いことでしょう。「でも多額の寄付はできない」「活動する時間や余裕がない」と思って一歩踏み出せない人もいるかもしれません。 それでも、日常のなかでできることは意外と多いのです。できることからで構いません。もしもあなたが「これはできそう」と思ったら、少しだけトライしてみてはいかがでしょうか。 保護動物の里親になる もしも動物を飼える環境が整えられ、かつ、あなたが「ペットを飼いたい」と願うのなら、保護された動物の里親になる方法があります。保護動物カフェやNPO・自治体主催の譲渡会などで、相性のよい相手を見つけたら、ご自宅に引っ越すよう誘ってみませんか。 飼っているペットにマイクロチップを装着する 住所をはじめ、飼い主の情報が登録されたマイクロチップをペットに装着してあげましょう。万一逃げ出して迷子になり、保健所に保護されても、マイクロチップの情報を頼りに自宅へ帰ることができます。 野良犬や野良猫を餌付けしない 気ままに生きる野良犬や野良猫も可愛いものですが、餌付けすると周囲に迷惑をかけ、保健所に保護される可能性が高くなります。何かお世話をしてあげたいと思うのなら、動物愛護団体に連絡し、保護してもらいましょう。 できることから始まる動物愛護 奪われる命をなくすために 人間の都合で動物の命が奪われるのはあまりにも哀しいことです。動物愛護法の改正や動物愛護団体の活躍などでその数は減少していますが、ゼロになるまではまだ少し時間が必要でしょう。 大きなアクションはできなくても、いま一緒に暮らしているペットや近所の野良犬・野良猫に向ける意識を少し強くするだけで救われる命が増えていきます。できることから少しずつ、無理のない範囲でトライしてみませんか。 Read More 知る・学ぶ 2023-08-25 警察犬になるためには? 向いている犬種や訓練方法 事件解決で活躍する警察犬。真面目に仕事を果たそうとする姿に「かっこいい!」と思う人も多いでしょう。飼っている犬を警察犬にしたいと考えるかもしれません。 ひとくちに警察犬といっても、どんな仕事を任されているのでしょうか。また、どのような方法で警察犬になるのでしょう。 今回は、警察犬について詳しく解説します。 警察犬の仕事は? 賢さと勇猛さが必要な任務が多数 私たちが警察犬を見かけるのは、おもに事件のニュース報道ではないでしょうか。あまり身近ではないため、「事件があるときだけ仕事をするのかな?」と考える人のほうが多いかもしれません。 でも、警察犬は事件があってもなくても毎日しっかりと仕事をしています。 優れた嗅覚で捜査に貢献 犬の五感は人間の何倍も敏感です。優れた嗅覚を活かして捜査に貢献します。事件では地面のにおいを察知し、犯人や行方不明になっている人を追跡する仕事を担当。映画やドラマでもよく見かける光景ですね。 警官と一緒にパトロール 普段は可愛らしい犬でも、仕事になればビシリと威厳ある姿になります。相棒の警官と一緒にパトロールへ出て、地域の治安維持に努めることもあるそうです。 見かけたらつい声をかけたくなってしまうかもしれませんが、お仕事中は集中を欠かないよう、できるだけそっとしておいてあげましょう。 テロリストを警戒! 警視庁と千葉県警の警察犬に限りますが、テロリストの警戒業務を担当しています。要人の警護や重要な施設警備をおこなうだけではなく、爆発物の発見なども任されるのだそうです。また、災害時には災害現場で被災者の救助に奔走することも。 皇居で警備に参加 都内の皇居や皇族のみなさんがお住まいになる住居を警備します。皇族のみなさんからねぎらいの言葉をかけられることもあるそうですよ。 警察犬になるためには?人間もびっくりの高度なトレーニング 警察犬になるためにはさまざまなトレーニングが必要です。厳しいトレーニングを乗り越えた犬だけが優秀な警察犬として任命されます。 警察犬になれるのはどんな犬種? 日本では警察犬になれる犬種が指定されています。基本的にはシェパード、ドーベルマン、ラブラドールリトリーバー、ゴールデンリトリーバー、ボクサー、エアデールテリア、コリーです。どの犬種も堂々とした体格で、いかにも警察犬といった雰囲気が似合いそうですね。 しかし、こちらは警察が直接育成する「直轄警察犬」です。民間で訓練された「嘱託警察犬」の場合はその限りではありません。実際にチワワやトイプードルのような小型犬も警察犬として活躍している実績があります。 警察犬になるためのトレーニングと試験 警察犬になるため、候補の犬たちは厳しい訓練を受け、最終的に試験にのぞみます。 トレーニングでまず重視されるのは基本的なしつけや素質です。人間との主従関係を理解しているか、集中力はあるのかなどが見られます。数ヶ月の訓練で適性があるかどうかを判断し、適性があれば次の段階へ進むというスケジュールです。 適性を見出された犬は、いよいよ本格的な訓練を受けることになります。現場で警察官の指示に服従するため、「待て」「伏せ」「座れ」といった動作命令からスタートです。 動作命令を身につけたあとは、すぐれた嗅覚を活かすための「臭気選別訓練」や、犯人や行方不明の人の足跡を追う「足跡追求訓練」などが始まります。 また、犬によって個性や適性があるため、一頭一頭に合わせた応用訓練もあるのだそうです。その犬ならではの能力が伸ばされることもあるかもしれませんね。 厳しい訓練を終えた犬は検定試験に進みます。検定試験に合格すれば晴れて警察犬デビューへ。頼もしく、勇ましい姿を見せてくれるようになりますよ。 引退した警察犬の過ごし方 警察犬は一定の年齢になれば引退します。一般的には約10年勤務するそうです。 引退した警察犬は穏やかな余生を過ごせます。訓練中や活躍中に指導した人が引き取ったり、ときには里親に引き取られたりなど、安心して暮らせる環境が用意されるため安心です。 また、直轄警察犬の場合、トレーニングを受けた施設のなかで余生を過ごすこともいるそうです。長年暮らした勝手知ったる場所でのんびりと暮らすのもすてきですね。 いままで人間社会のために尽くしてくれたのですから、やさしい家族に愛されて暮らしたり、気ままに過ごせる環境でゆっくりしたりなど、充実した余生を楽しんでほしいものです。 警察犬は厳しいトレーニングを乗り越えたエリートぞろい! 立派なはたらきで社会を守る警察犬は、厳しいトレーニングと検定試験を乗り越えた、いわばエリート犬ばかりです。社会の治安を守ってくれる姿は思わず賞賛したくなることも。 わたしたちの社会を支える警察犬のはたらきに感謝しながら、見かけたときには心のなかで「がんばれ!いつもありがとう!」と声をかけたいものですね。 Read More 知る・学ぶ 2023-08-17 強い陽射しから身を守る! 動物がしている驚きの日焼け対策 強い陽射しから身体を守るため、日焼け止めを必要とするのは人間だけではありません。動物も同じように日焼け止めをすることがあります。 「どんな珍しい動物が日焼け止めをするの?」と思うかも知れませんが、実は意外と有名な動物が日焼け止めをしています。 動物も日焼け止めが必要? 強すぎる陽射しを防ぐ賢い知恵 人間だけではなく、動物にとって日光はとても大切です。日光を浴びることによって体内時計を調整したり、ビタミンDを生成したりと重要な役割を果たします。 とはいえ、強すぎる陽射しは日焼けをはじめとしたトラブルのもとになることも。陽射しが強い時期に人間が日焼け止めを使うように、動物も同じように肌を守ります。 日焼けは肌へダメージを与えるものです。人間もひどい日焼けをすれば真っ赤になったり水ぶくれができたりと、火傷をした状態になってしまいますよね。動物も肌へのダメージに対処しないまま放置していると、潰瘍や上皮がんの原因になります。 進化の過程で身につけた陽射し避けの方法 しかし、人間も動物も、種が誕生した頃から太陽と共存しています。太古の時代から強い陽射しを受けてきました。進化を続け、歴史を重ねるうちに、陽射しとの付き合いかたを覚えたのです。 陽射しが強いときには岩陰や木の陰などに避難する動物は少なくありません。また、進化の過程で身体を環境に適応させ、毛やウロコを手に入れて陽射しと肌の間にバリアを作った動物もいます。 なかには、自分の身体のなかで日焼け止め成分を生み出すメカニズムを手に入れた動物もいるといわれています。まだ研究段階ではありますが、オレゴン州立大学のタイフォ・マフムード教授によると、哺乳類以外の脊椎動物は日焼け止め遺伝子「ガズソール」を持っているのだそうです。 動物の日焼け止めの方法は? 自然のなかで身につけた技 過酷な陽射しから身を守るため、日焼け止めの技術を身につけた動物がいます。珍しい種類ではなく、私たちが動物園やメディアで見たことのある動物ばかりです。 ゾウ アフリカをはじめ、陽射しが強い地域に生息するゾウ。日焼け止めは必須なのでしょう。「泥浴び」と言われる動作で日焼け止めをしています。 みなさんも、ゾウが長い鼻を使って泥を身体にかける姿を見たことがあるかもしれません。 ゾウは泥を浴びることにより、肌に泥を塗った状態になります。その泥が紫外線から肌を守るバリアになることを知っているためです。可愛らしく見える泥浴びの光景ですが、じつは大切な意味があったのですね。 カバ カバが生息するのも陽射しが強い地域です。やはり日焼け止めには気を使います。 カバはゾウのように何かを利用するのではなく、自分の汗を日焼け止めにしています。カバの汗にはオレンジと赤の色素が含まれていますが、このふたつの色素が紫外線を吸収するのだそうです。 汗の色が赤く見えるため、「カバが血の汗をかいている」と驚く人も多いそうですよ。 キリン 背が高く、高い場所にある木の葉を食事にすることも多いキリン。やはり暑い地域に生息しています。食事する姿を見ていると、真っ黒な舌に驚くのではないでしょうか。 キリンの舌が黒いのは、まさに日焼け止めのためなのだそうです。紫外線を遮断しやすい色が黒だからと考えられています。 確かに、人間でも「日傘は黒が効果的」と言われていますよね。キリンと人間の意外な共通点かもしれません。 クジラ 海の中に生息するクジラも日焼けをします。哺乳類であるクジラは、多くの海の生物が持つ日焼け止め遺伝子「ガズソール」を持っていません。海面に浮上したときの陽射しで日焼けをしてしまうのです。 そのため、日焼け止め対策ができるメカニズムを有するようになったと考えられています。ニューカッスル大学のマーク・バーチ・マチン教授によると、マッコウクジラから紫外線から細胞を守るためのたんぱく質を検出したのだそうです。 同様に、メラニン色素も紫外線から身を守るためのはたらきをしているのだとか。メラニン色素は人間も持っているものですよね。意外な共通点に驚きます。 ペットの日焼け止めは? 注意することは? 動物の日焼けの話を聞いて、「うちのペットは大丈夫かな?」と思ったかもしれません。特に散歩などで外出機会が多い犬を飼っている人は気になりますよね。 犬の日焼け対策は、服を着せてあげたり、ペット用の日焼け止めを使ったりする方法があります。人間用の日焼け止めは成分が悪影響を与えることがあるため、必ずペット用の日焼け止めを使いましょう。 夏は陽射しに要注意! 日焼け止めをする動物は案外多い 暑い時期に紫外線対策が必要なのは人間だけではありませんでした。自然のなかで生きる動物たちも、強すぎる陽射しと共存するために独自の進化を遂げたようです。 なかには人間と意外な共通点を持つ動物もいて、つい親しみを覚えることもあるのではないでしょうか。暑い時期や強い陽射しを感じるときには、人間も動物もしっかりと対策したいですね。 Read More 知る・学ぶ 2023-07-21 神社にいる「狛犬」の役割は? 長い歴史や人々の暮らしとの関わり 多くの神社で見かける「狛犬」。犬好きなら一度は気になったことがあるのではないでしょうか。 狛犬は長い歴史のなかで人々の生活に溶け込み、親しまれてきました。また、沖縄には狛犬によく似た「シーサー」もいます。 今回は狛犬の歴史や意味、シーサーとの違いなどについてご紹介します。 狛犬は古代オリエント時代からという説も 日本の狛犬は海外から伝わったといわれています。起源は諸説あり、古代オリエント時代という説もあります。日本に伝来するまでどのような歴史をたどってきたのでしょうか。 起源はライオン? あのスフィンクスも仲間かも 狛犬の起源でもっとも古い説では、古代オリエント時代だといわれています。 かつてオリエントでは獅子を守護神として信仰する文化がありました。その獅子が狛犬となって世界に広がったとのことです。 なお、エジプトのピラミッドで有名なスフィンクスも獅子がモチーフになっています。そう考えると、狛犬はスフィンクスの仲間かもしれませんね。 ご近所で生まれたのかも? 原型は中国という説もあり 狛犬の起源は中国であるという説もあります。オリエントからローマを経て、インドから獅子が伝わったそうです。 中国で獅子は権力や守護の象徴として崇められるほか、宗教的な意味合いも持つことになりました。 高麗を通って日本へやって来た狛犬 宗教的な意味合いを持った獅子は、やがて高麗(いまの朝鮮半島)に渡り、そこからさらに海を渡って日本へやってきました。 狛犬の「こま」は「高麗(こうらい)」が語源だという説もあります。 日本の「狛犬」が生まれた経緯や役割 高麗からやって来た狛犬は、やがて日本中へ広まります。その経緯や役割を見てみましょう。 仏教とともにやって来た狛犬の祖先 狛犬が高麗から日本へやって来た経緯は、遣隋使や遣唐使がきっかけだと考えられています。大陸と交流するとき、仏教や文化と一緒に入ってきたのでしょう。 西暦607年に建立された法隆寺には獅子の像があります。その頃にはすでに狛犬が日本に入っていたと考えられそうですね。 宮中の守護から神社へ 日本へ伝来した当初、狛犬はいまのように人々に身近な存在ではありませんでした。当時は天皇や皇統の守護獣として扱われていたようです。この時代の古典文学にも尊い存在として登場しています。 やがて狛犬は天皇と縁のある神社にも置かれるようになり、日本へ広がりました。伝来当初は左右対称だった狛犬は、時代を経るにつれて非対称になり、いまの「阿吽」の形になったそうです。 狛犬の役割は? 神社の守護と人々の魔除け かつては宮中の守護を担っていた狛犬ですが、日本中の神社に広がり、人々の生活に登場するようになってからは、少しずつ役割が変化しました。 神社では参道を守り、魔除けの役割を担っています。神域が侵されないよう、最前線で重大な役割を果たしているのですね。 また、人々はその魔除けの力を借り、身体の痛みを取ってもらえるよう信仰していたそうです。 身体の痛みと同じ場所をなで、「早く痛みがよくなりますように」とお祈りしたのだとか。効果のほどは分かりませんが、人々が大切に信仰していたことは確かでしょう。 似ているけど違う? 狛犬とシーサー 沖縄でよく知られる「シーサー」は、狛犬とよく似た外見をしています。沖縄は独特の文化をつむいできた土地ですが、やはり魔除けとして置かれているのだそうです。その起源もやはり「獅子」にあり、土地は違っても共通する人々の想いに感慨深さを感じます。 ただ、狛犬と違う部分も多々あるようです。狛犬は神社の参道に置きますが、シーサーは一般家庭の屋根や玄関で見かけることも珍しくありません。 また、狛犬は神社に邪気が入らないように守り、ときには邪気と戦うそうです。いっぽう、シーサーは家の中に邪気が入らないようにしながらも、ときには幸運を招き入れることがあるのだとか。 カラーリングやサイズにも違いがあります。シーサーは狛犬よりも小ぶりで赤茶色の見た目です。狛犬はそれよりも大きく、灰色をしています。置き方も狛犬は左右非対称の阿吽ですが、シーサーは左右対称になっています。 魔除けという役割は同じなのに、違う部分が見えるのは興味深いですね。ただ、どちらも人々の生活に溶け込み、大切にされていることは間違いありません。 狛犬が見守る神社と人間の暮らし 神社の邪気を払い、人々の身体から痛みを取り除くと言われている狛犬。普段なにげなく通っている参道でよく見かける狛犬たちが、そんな働き者だったと知らなかった人も多いのではないでしょうか。 これからは神社の前を通るとき、「がんばってね」と心のなかで声をかけてみるのも楽しいかもしれません。愛犬のお散歩ついでにエールを送るのも素敵ですね。 Read More 知る・学ぶ 2023-07-14 犬だけじゃなかった! 意外と多い動物関係の大切なワクチン 動物が受けるワクチンは、病気から命を守る大切なものです。特に犬は受けるべきワクチンがあり、飼い主は責任を持って接種させているでしょう。 犬のワクチンは有名ですが、実は他の動物でも案外ワクチンを打っています。また、なかには人間も接種したほうがよいとされている動物関係のワクチンもあるのです。 恐ろしい病気からペットや私たちを守るワクチンには、どのようなものがあるのでしょうか。 犬や猫が受けるワクチンは多種類! 年に一度は接種しよう 犬や猫がワクチンを接種することは広く知られています。生後1年までは数回、1歳になれば年に1回の接種が基本です。 年に1回ならワクチンの種類も1種類、と考えるかもしれません。しかし、実際は混合ワクチンといって数種類のワクチンを1本の注射器で投与する接種方法になります。 犬や猫が受けるワクチンの役目は? 犬や猫が受けるワクチンには、感染症から健康を守る役目があります。犬も猫もその行動範囲から感染症リスクが高く、対策しなければ重大な病気にかかってしまいかねません。 その対策として飼い主が選択できる方法がワクチンです。病気への免疫を作り、感染症のリスクを低下させます。効果は永久ではありませんが、1年に1度の接種で十分にリスクが下げられると考えられています。 犬や猫と暮らしている飼い主は接種スケジュールを考え、必要な時期に接種するようにしましょう。 驚き! 犬のワクチンは10種類もある 犬が受ける混合ワクチンはなんと最大10種類もの成分が入っています。動物病院によっては6種類、8種類などもありますが、どのワクチンでも重大な病気を防ぐ目的であることは間違いありません。 ドッグランで遊ぶことが多かったり、アウトドアに連れて行かれることが多い犬は感染リスクが高くなります。ライフスタイルに合わせて上手に接種していきましょう。 猫も多かった! 5種類のワクチンが存在 最近では室内飼いが多い猫ですが、逃げ出してしまったり、お散歩を楽しむ習慣があったりするのならやはり感染リスクが高くなります。 3種、5種のワクチンなどがありますので、必要だと思うワクチンを接種してあげてくださいね。 犬猫以外でワクチンが必要な動物たち ワクチンが必要な動物は犬と猫だけではありません。実は意外な生き物もワクチンを接種しています。 よく知られているのが牛、豚、鶏です。畜産業では外部から重大な感染症が入り込む可能性を封じるため、積極的なワクチン接種が意識されています。 もしも牛舎、豚舎、鶏舎などで感染症が広がってしまった場合、そこにある命が無駄になってしまいかねません。そのような悲劇を防ぐためにもワクチンが必要です。 また、魚も養殖ブリ、マダイなどにワクチンを接種します。「魚にワクチン?」と驚きそうですね。1970年代、α溶血性レンサ球菌症によって養殖ブリが甚大な被害を受けたことが発端です。 ワクチンによって感染リスクを下げ、養殖業と食卓を守りやすくなりました。エサに混ぜて接種させることが一般的ですが、養殖業者によっては数万匹の魚に手作業で接種することもあるそうです。大変な作業になりそうですね。 人間も受ける動物関連のワクチンとは? 海外旅行時はチェックして 人間も感染症予防のためにワクチンを接種しますが、なかには動物から感染する病気を予防するためのものもあります。 日本脳炎 蚊を媒介して感染し、重大な症状を引き起こす病気です。日本では幼少期にワクチンを接種する人が増え、発症報告はほとんどありません。 しかし、東南アジアの一部ではまだ感染の恐れがあるようです。該当地域に行くときには接種歴を確認しておくと安心ですね。 黄熱 日本脳炎と同じく、蚊を媒介して感染する病気です。主にアフリカや南米の熱帯地域で見られます。 免疫を持たない人が感染すると死亡率が高くなるため、感染が心配される地域に行くときには予防接種を強くおすすめします。国によっては接種証明書がなければ入国できないこともあるほど重要視されている感染症です。 狂犬病 日本ではほぼ根絶したと考えられている病気ですが、他の国では決してそうではありません。むしろ日本を含む一部の国(イギリス、オーストラリア、ニュージーランド)以外では、いまだ発症報告が続いています。 狂犬病のワクチンを接種しなくても海外旅行や国家間の移動はできますが、できれば出国前の接種をおすすめします。 ワクチンで予防できる動物の疾病! 必要なら検討しよう 愛犬、愛猫のワクチン接種は飼い主がしっかりマネージメントしてあげたいお世話のひとつです。ワクチンで予防できる病気も多いため、飼育環境や飼い主さんのライフスタイルなどを考えながら接種を検討しましょう。 人間も動物からの感染症を防げるワクチンがあります。必要に応じて接種して、ペットと一緒に健康で楽しい生活を送りましょう。 5 / 25前...34567...次 Posts Ranking Read More 両生類ってどんな生き物? 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